| 蒲田 | ＪＲ東海道線 東急池上線・多摩川線 |
| 蒲田駅の発車メロディーはかなくて鉄の響きに焦がるるわれは | |
| 高島裕『饕餮の家』 | |
| 自動扉のしまらむとして蒲田駅夜（よる）の歩廊に雪靄は這ふ | |
| 宮柊二『晩夏』 | |
| 多摩川より沼部をすぎて鵜の木経て終点蒲田、千年の穂よ | |
| 松平盟子『愛の方舟』 | |
| 勝ち組のすくなき都 蒲田駅西口東口「むじんくん」照る | |
| 坂井修一(短歌往来2006年2月号) | |
| キャバクラは社交の場だよと言い切って蒲田で降りてしまう友いて | |
| 山口文子 『その言葉は減価償却されました』 | |
| 泊まったら蒲田はひどい街だった うれしくてブックオフまで歩いた | |
| 平岡直子（角川短歌2019年7月号） |
基本一歌人一歌集一首にしています。歌の残りはこちら