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千駄ヶ谷	JR中央線
異国めく千駄ヶ谷駅オリンピック要員のわが一日は静かに終る
	佐々木史子『おしゃべり時計』
朝の陽をあびて光れる椿の葉　千駄ヶ谷を過ぎ車窓より見ゆ
	後藤由紀恵 『ねむい春』
留学を果し故国へ帰りゆくをとめを千駄ヶ谷能楽堂へ伴ふ
	村岡嘉子（角川短歌2008年12月号）
母刀自が老いてさびしく暮らします千駄が谷をば思ひやる秋
	吉井勇 『人間経』
千駄ヶ谷、原宿、代々木いちめんの萱原なりしと武蔵の国の
	村上和子 『しろがね』